自分の学校が好きか 自分の会社が好きか

子供たちの学校選びが続いています。その中でどういう視点で学校を選ぶのかは、時間が経つにつれ自分でも驚くほど基準が変わってきました。大前提として選び方に正解不正解はないと思いますが、その上で、今何を一番重要視しているかというと、生徒たちの表情です。もっというと、「この学校のこどもたちは、自分の学校が好きなのか」という点です。

最初は偏差値とか大学進学実績とかそういった視点で学校を絞り込んでいました。もちろん同じような学力をもつ友達と高い水準の教育を受ける、というのはとても大事なことだと思います。でもやはり「自分の学校が好き!」という友達に囲まれる時間というのもまた、かえがたい価値があるものだと思っています。というのも、そういう場所には必ず大きなパワーが生まれるからです。

ここ数年コロナ禍で学校生活が制限された中でも、できる限りのパワーを集結して作り上げた学校イベントや関わっている生徒たちの表情は本当に感動しました。今年はその制限が解かれた学校も多く、学校イベントにはありったけのパワーがみなぎっていて、圧倒されました。

会社選びも同じような気がします。すべてが順調な時はいいのですが、制限された中で結果を出さないといけないときに、自分の会社が好きかどうか、会社が好きな仲間が多くいるかというのは、結果に大きな差が生まれると思いますし、もし思うような結果が出なくてもそのチャレンジする光景は必ず人を惹きつけることができると思っています。

では経営者目線でどうやって「メンバーに会社を好きになってもらうか」というと、それはやっぱり経営者がメンバーを好きになる、大事にする、しかないような気がします。人気の学校はやっぱり生徒たちのことを考えて手を変え品を変えチャレンジされています。人気の会社になるには、同じようにできないといけませんね。自戒を込めて。

株式会社フロンティアゲート 吉武和英

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