先日自宅の引越しをしたのですが、引越しをするなかでたくさんのプロのサポートを受けることができました。まずは仲介業者さん。住宅ローンの決済が不動産業界はお休みになることが多い水曜日になったり、必要な書類が間に合わない、施工の遅れやトラブルなどイレギュラーなことがたくさんありましたが、その都度まさに身を粉にして動いていただけました。
次にエアコン業者さん。狭い土地に建った住居なのに無駄にエアコン台数が多く、下見時の室外機や配管の設置設計だけも大変だったのに、実際の工事の日の前日に入ったTVアンテナ工事の影響で予定していた場所に穴を開けられない事態に。普通なら「これは無理です」でいいはずなのに、もう一度当日下見をして代替案を提案していただき、なんとか仕上げてもらいました。
次に引越し業者さん。狭いので机もソファもなにもかもそのままでは入らないわけです。35度を超える暑い中、分解できるものは全部分解して結果的にすべて搬入していただけました。そしてガス屋さん。開栓立会いはしたのですが、引越し後にガスが使えず。それに気付いたのが22:30くらいでダメ元で東京ガスに電話してみたところ、なんとそこから家まで来ていただき無事に復旧することができました。
みなさんの仕事ぶりをみていて本当に感じたのが「順調じゃないときにもう一歩踏み込んでもらえると本当にうれしい」というものです。順調なときはいいのですが、とくに顧客側の都合で予定が狂った、問題がおきたなどにどういう姿勢で仕事に取り組むかはまさに一流と二流の境目のような気がしました。
そして依頼側は一流の仕事にはしっかりと対価をお支払いして感謝の意を伝える、これも大事だと思います。仕事なんだからトラブル対応や踏み込んだ対応も当たり前でしょ。という考え方もあるかと思いますが、ぼくはそうは思えませんでした。業者さんも人間です。もちろんプロとしての矜持(きょうじ)もあると思いますが、この人が困ってるなら一肌脱ぎますか、と思ってもらえる人になりたいですね。
最後になりますが関わっていただいた皆様、本当にありがとうございました!