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ブログ 社長の手紙

祖父のこと

投稿日:2017年12月1日 更新日:

祖父は1代で鉄骨業をたちあげました。誠実な対応でお客さんはどんどん増えたそうです。小さいころの記憶では大きな工場に大きなクレーン、お正月には何十人もの親戚が集まり、何十人もの人がどんどん挨拶に来て、子供ながらに「じいちゃんはすごい人」というイメージでした。

でも大人になって話を聞くと、やっぱりそれだけのことをやってたんですよね。近所で小さな子供3人を残して父親が亡くなった家庭があると、その3人の生活費から高校の費用まで出して、しかも3人とも自分の鉄工所で雇用したそうです。その3人はじいちゃんのことを「オヤジ」と呼び、じいちゃんが亡くなったときは「精一杯手伝わせてくれ、だれが止めてもやるぞ。」と言ってくれました。

そんなたくさんの人に慕われたじいちゃんも、残念ながら自分の息子の教育だけは手こずったみたいで、積み上げて来た財産もぜんぶ息子の借金に使ってしまい、最後は一文無しのような状態で亡くなってしまいました。

 
ぼくも「祖父の体力が弱ってきた」と聞いて、大相撲の升席チケットを送りましたが、体力が間に合わず・・・。日本全国の名産を毎月1回送りつづけましたが、47都道府県分、全部送るのは間に合いませんでした。でも「ありがたかばい。ここまでやってくれるもんはおらんぞ。」って言ってくれたのは今でも覚えています。

先日佐賀でお墓参りをしてきましたが、あらためて「じいちゃんといろんな話をしたかったなー」って思いました。「こんなときじいちゃんだったらどうするかなー」って最近よく思います。

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吉武和英

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