価値の出し方をもう一度考える

インターネットの世界はどんどん技術が発展しています。それに伴い、サービスの価格もどんどん安くなってきました。パソコンやハードディスクの単価下落はすでに誰もが感じるところだとおもいます。さらにホームページ制作の制作単価の下落だけではなく、ネットショップシステムも、クレジットカード決済システムも、これまで税理士さんの独壇場だった帳簿の記録サービスさえも、すべて無料のものが出てきています。

話は少し変わりますが、セブン-イレブンのコーヒーサービスや、吉野家の店舗内居酒屋サービスなど、ある日突然大手が進出してきて、市場が混乱することもあります。「毎日一生懸命仕事してきたはずなのに」「何も悪いことはしていないのに」、そんな状況がいつ来るか分かりません。

そんななかどのような価値を提供してお客様からお金を頂くのかを、もう一度しっかりと考えなおさないといけないと感じています。そう考えると、弊社のような零細企業では、(1)システムでできないこと、(2)大手の会社ができないこと、それでいて(3)利益率が高い仕組みづくり、に注力せざるを得ません。

そう考えると、あるお客様が仰っていた「ドブネズミ戦略」がぴったりハマるような気がします。「一見見栄えがしない仕事」を「機敏さ、スピード」を持って展開していき、さらにそこに「愛情」が加われば、最強のドブネズミの完成です。それは決してシステムや大手に脅かされることのない世界だと思います。

ちなみに1人で仕事をしていたときはこんなことを考えることはありませんでした。結婚して、子どもが生まれ、スタッフが増えるなかで、少しずつ自分以外のために、時間と労力とお金を使える自分になってきたかもしれません。

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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