規模が大きくなっても

先日ある先輩経営者の方がこんなことおっしゃっていました。「おれらの業界にもセブンがやってくると思うよ。同じことやってたらそりゃ負けるけど、でも絶対勝負できるニーズがあるから。たとえば出張サービスとかさ。こういうのって単価は小さいけど、仕入れ0じゃん。それが1年積み重なると大きいのよ。どんな業界だってニーズなんてまだまだあるよ。」

この会社の事業は決して成長産業ではないはずですが、売上も利益も伸ばし続けておられます。会社の規模がどんなに大きくなっても、お客さまの細かいご要望に応え続ける、ということは変わらないということでしょうか。結果を出し続ける経営者の視点はまったくぶれていないんですね。

 
こういう視点にはとっても勇気をもらえます。”仕入れ0”でも、細かいニーズに応えることができることは無限なんですよね。僕がひそかにお気に入りのメロンパン屋さん(江戸川区平井)は、販売の女性はもちろん、中で作っている方も全員で「ありがとうございます!」って元気に挨拶されます。本当に「ありがとうございます!」って思ってるんだろうなぁという声です。そういうのはお客さまは敏感ですよね。

 
別の先輩経営者の方はメルマガにこんなこと書かれていました。「各院周りをしました。夜回って、看板の電気がついてないところ・・・電球が切れてるところなど・・・現場を見て感じることをスタッフに共有しています。客観的にみて改善できることをすぐに改善したいと思っています。」

 
スタッフが100人を超えても、看板の電気がついてるかついてないかという足元の基本的なことが重要なんですね。おこがましい言い方ですが、僕も先輩経営者の方々も同じ人間、やるべきことは同じなんだ、と。それができている人とできていない人の差なんですね。

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

お問い合わせContact

ホームページ制作やWEBのお困りごとなど、
どんなことでもお気軽にご相談ください。

タイトルとURLをコピーしました