地味さ9割、派手さ1割

先日静岡でアパレルのインターネット販売で大きく成長しているMOERY(モエリ)という会社にお伺いする機会がありました。多い時で一日200万人が来訪するお化けサイトになっています。もちろん何もないところから始めたので、紆余曲折あったそうですが、社長の桃華絵里さんが仰っていた言葉が印象に残りました。「7年間1日もブログを休んだことがありません」。今ではキャンペーン情報はもちろん、採用情報さえもブログで発信することで十二分な反応を得るまでになっているそうです。

同じく静岡で「看板のない居酒屋」として脚光を浴びている、岡むら浪漫グループの店舗では、
確かに内装やスタッフの方のレベルは非常に高いものがありましたが、それよりも、出てくる食事が“地のもの“で本当においしいものでした。岡村社長は「静岡のものを静岡で美味しく提供しているだけで、こうやって東京から見学に来てくれるようになった」と仰っていました。

MOERYも岡むら浪漫も、メディアに取り上げられるときは、「女セレブ社長」やら「看板・広告なしで連日大盛況」といった「ハレ」な表現をされています。ただ二つの現場を見て感じたことは、それぞれ地味なことをコツコツ継続していること、むしろその方が比率としては大きいのではないかということでした。地味さ9割、派手さ1割というところでしょうか。

もちろん派手さ1割の部分が、メディアはもちろん、一般のお客様にも口コミの要因となっていたので、必要な要素だと思います。ただそのバランスは僕が感じているものよりも、ずっと少ないものでした。

弊社でも地味さ9割の部分をもっと強化して、一つ一つのサービスに安定感を出して、お客さまにより、安心・信頼して頂けるように成長していかないといけないと感じました。そのためにも、どんどんご要望をいただければうれしく思います。今後ともよろしくお願いいたします!

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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