人不足?人余り?

ここ数日ヤフーニュースにも取り上げられるようになって注目を集めているAIチャットサービスがあります。AIチャットサービスというのは、簡単に言うと、質問文を打ち込むとAIが勝手に回答してくれる、というものです。

IT界隈では昨年末くらいからざわついており、ぼくも少し触ってみました。まず最初に、「○○という言語で××という機能を追加するプログラムコードを生成する」というもの、これは細かい修正点はあれど、生成されたコードはかなりレベルが高く、大方コードを理解出来る人がアシスタントとしてAIチャットサービスを利用するには十二分な精度でした。

もちろんプログラムコードだけではなく、「人材育成の秘訣で大事なことを3つにまとめて」なんて質問にもスパッと論点を出してくれますし、これはまだ精度は低かったのですが「錦糸町駅から徒歩5分以内の、さっぱり醤油系のラーメン屋さん」なんて質問にも嫌な顔ひとつせず答えてくれます。

日本の出生数がどんどん少なくなる中で、人不足は明らかです。一方で、上記の様なサービスがどんどん進化していけば、一部の職種では人余りになりそうです。とくにプログラム開発、かつ本人の技術レベルが高くなる前の段階の人材などはその傾向が顕著かもしれません。極端な話AIの方がレベルの高いコードを早く生成してくれます。

かといって、ではAIだけで会社が運営できるということは、まだまだ先のような気がしますし、やっぱり人間による対応は必要不可欠かと思います。企業側が欲しい「AIに負けない人間」の不足レベルはより加速し、一方でAIへ代替されていく役割の数も、これもまた加速度的に進んでいくのだと思います。

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