自分で作った波に乗る

あるお客様(大学で体育会系水泳部)にこんなことを教えていただきました。「早く泳げる人はフォームに全然力が入ってないよね。波の力を借りるというか。しかもそれを自分でつくる。おれも「あれ?早くなった?」ってときは、自分で作った波に乗る、そんな感覚があった。手や腕で作った波に体を乗せるんだよね。イアン・ソープとかはまさにそんな感じだった。」

僕は早く泳ぐのが苦手なので水泳としてはあまり理解できていないのですが、感覚的には「なるほどなー」というものがありました。特にホームページ制作については、自分の中のエンジンが高速回転するまでに少し時間がかかるのですが、一旦高速回転し出すとその勢いでやりきれることが多いような気がします。そしてそのエンジンを高速回転させるための方法は、特効薬みたいなものはなく、やっぱり自分で自分を追い込むしかないような気もします。

少し話がずれますが、仕事のなかでは、いわゆる「処理能力」が求められる部分もありますし、ぐっと深く入り込む力が求められる部分もあります。別の言い方をすると、右脳的な部分と左脳的な部分とも言えるかもしれません。相反するような内容ですが、それを自分でバランスをとりながら、自分で自分の脳と体と時間をマネジメントしていく力がこれから必要なのかもしれません。

36年とはいえ、これまでの人生があり、それで知らぬ間に習慣や感覚が出来上がっています。その習慣や感覚が、何かをきっかけにガラッ!と壊れるのは、そのときは混乱しますが、そういう機会に直面するのはある意味すごく幸せなことのような気がします。それで初めて新しい世界に行けるんですからね。だめな世界だったらまた戻ってくればいいですし。

そんなわけで「自分で波をつくる、そしてその波にのる。ビビらずに進む!」というのがしばらくのテーマになりそうです。
 

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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