全国大会を目指す

先日ある若手経営者の方が「どの山に登るのか決めてからいろんなことがうまく回り始めた」とおっしゃっていました。もちろん事業の方向性としての山です。ちなみにその方は「「優秀な相棒が思い切り挑戦できるくらいの大きな山」、かつ「自分たちが一番になれる山」を探した。」そうです。

もちろんどの山を選ぶかに正解はありません。ただ「この会社はどの山に登ろうとしているか」ということを明確にするのはとても大事なことだと感じました。

大きな山に登るのであれば、それだけ準備にも時間がかかりますし、そもそも時間は限られているので、早く登らないといけません。チームも充実させてお互いに助け合わないといけないでしょう。体力と気力の限界との戦いもあるかと思います。新しい登山技術も身につけないといけませんし、もしかしたら登山が嫌いになる人もいるかもしれません。

もちろん比較的小さな山を楽しく登ることもできます。

ふと思ったのですが、これは高校野球などの部活にも同じですよね。甲子園を本気で目指すチーム、楽しく野球をすることを目指すチーム、どちらも正解です。ただどちらのチームもその目標に共感した人が入部してくるだけです。

フロンティアゲートは今年新しい事業に挑戦します。この事業では全国大会を目指したいと思います。相当な困難が待ち受けていると思いますが、困難がむしろ心地よく思えるようになり、そしていつか必ず、挑戦してよかったと思えるときがくると信じています。
  

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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