先日福島正伸先生という方の講演を聞きに行きました。初めて聞いたのは起業してまもなくの頃だったので、もう15年以上前になります。かれこれ少なくとも20いや30回以上?は聞いたと思いますが、今回10年ぶりにまた聞く機会がありました。いわゆる「福島節」というものがあるのですが、15年前と全然変わっていませんでした。いくつかご紹介しますね。
■大事なのは数字ではなく、お客様の心です。目の前のたった一人のお客様に全力で対応する。そのお客様が感動して次の日に「すごいお店があるのよー」ってお友達を連れてきてくれるかどうか。1人が2人になり、2人が4人になり4人が8人になり。。。30日後には5,000万人を超えてしまうんですねー。
■社長やリーダーが一番大事に思ってることしか、部下には伝わりません。部下がいつも意識していることを聞くと、社長やリーダーが一番多く口にしている言葉が分かります。立派な経営理念があっても、部下が「売上」を一番意識していたら、社長も普段「売上」としか言ってないはずです。
■欠点だらけの人間同士が、普通お互いに受け入れられるわけがありません。だからリーダーが努力して、部下を先に受け入れるんです。自分を認めてくれる上司に出会えたら、そんなうれしいことはないはず。
■売上を伸ばすのは簡単です。社員とお客様を幸せにしたら100%うまくいきます。
■仕事はもちろん生活のために必要です。でもそれだけだと仕事は仕方なくイヤイヤやるものになります。でも本来仕事は誰かを幸せにして自分も幸せになるためのものです。そこに意識があると、不思議なことに結果的に生活していくのも楽になります。
まだまだたくさんあるのですが、やっぱりたくさんの学びがありました。とくに「仕事は幸せになるために」という考えは、とても共感します。あとは僕が行動して実践するだけです。
株式会社フロンティアゲート 吉武和英