攻めと守り

経営には攻めと守り、両方の取り組みが必要です。これまでたくさんの経営者の方にお会いしてきた中で、創業社長は「攻め」が強い方が多いようです。「これだけ稼いでるのになんで赤字なの?」といった疑問を持たれる方は大抵「攻め」タイプです。その場合奥様が守りに強かったり、守りに強いスタッフさんやパートナーの方に恵まれた方もいらっしゃいます。

ちなみにぼくは「守り」タイプだと思います。お客様に長くお付き合いいただくためにはどうしたらいいか、といったことから、お金をどうやって守るか、どうやって経営を立て直すかということを考えるのは好きです。ただ逆にいうと「攻め」が苦手です。どんどん売り上げをつくれるタイプではありません。「攻撃は最大の防御(意訳:どんどん売り上げを上げたら大抵のことはなんとかなる)」という言葉がありますが、ぼく個人では「防御は最大の攻撃(意訳;目の前のお客さまを大事にしたらいつか売り上げにつながる)」という方がしっくりきます。

でもそれだけではスタッフの未来が作れないので「攻め」のチームや仕組みをつくらないといけないな、というのが今の課題です。もちろん「攻め」と言っても、攻めた後にはぺんぺん草も生えないといったようなことはとてもできません。お客様のご要望をしっかり聞く、そのご要望に合わせて情報発信をする、ご提案をする、そういうことを丁寧に継続していくことから始めたい、そしてそのためのチームを作りたいと思っています。となると、勝負の決め手は「人」になりますね。

まだまだ達成できていませんが、大きな目標として「仕組みで勝って人で圧勝する」というものがあります。仕組み=サービスの質については、今後も向上させ続けるのは当たり前ですが、価格に見合ったものはご提供できていると自負しています。これからは「人」で圧勝できるように、お客さまに喜ばれる「攻め」ができる人、チームを作っていきたいと思います。

株式会社フロンティアゲート 吉武和英

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