本質に投資する

映像制作事業を展開されているお客さまがこんなことを仰っていました。「本質にお金を使う会社はぶれにくい」。実際その方はつい先日も、一瞬のシーンの撮影のために何十万とするレンズを購入されました。お取引のあるデザイン会社さまは、使うか使わないか分からないフォントの利用権に、年間60万円かかっているそうです。整骨院グループを展開されるお客さまは、「人にお金をかける」と公言されており、研修費に大きな金額をかけられています。
 
僕らの世代特有の感覚かもしれませんが、お金を使うことは苦手です。決して貯めこんでいるわけでもありませんが、収入、支出いずれも少ない「小さい家計簿」が染み付いている感じです。ただ最近思うのは、自分だけが生きていくのであればそれでもいいかもしれませんが、事業として、会社として考えると、違う考え方もありそうです。

冒頭のお客さまからは「もしお金を使うことで、お客さまに喜んでもらえるシーンが幾つかあればそれは“使いどころ”」と教えてもらいました。整骨院グループのお客さまからは「そうやって器が大きくなっていくから」とも仰っていただきました。

そういう視点で考えると、会社の決算書も、“企業なり”が分かるのは、売上でも黒字とか赤字でもなく、支出の内訳かもしれませんね。たとえ赤字決算でも、提供できる価値を大きくするために必要な投資をかけた結果であれば許す!というイメージです。

というわけで、今回思い切って投資をかけます。

ちなみに今回の投資は、デジタル一眼カメラ(約30万円)です。ホームページ制作時などの撮影用です。なーんだ、それくらいすぐ買えばいいじゃない。と思われる方も多いかと思いますが、びびり性にはやっぱり覚悟がいるのでした。

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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