ぼくがインターネット業界に関わるようになったのは、2004年くらいにグーグル検索というものに出会ったのがきっかけでした。グーグル検索自体は知っていましたが、想像をはるかに超える膨大な量の検索が行われていることに衝撃を受け、「これからはネットの時代だ!」と興奮したのを今でも覚えています。
それからグーグル検索にずっと関わり続けていますが、ここ数年グーグル検索ではなく、動画で情報収集をする人が非常に増えているように感じます。もちろんグーグル検索の回数もまだまだ多いのですが、文字を読むより動画で見た方が早い、理解しやすいという人がどんどん増えている気がします。約20年前にグーグル検索の可能性を感じたのと同じように、今動画による情報収集に可能性を感じています。
とはいえ、僕自身は正直文字による情報収集の方が好きです。動画は最後まで見ないといけないのですが、文字は自分が大事だと思う場所まで目線を飛ばせるからです。ただこれはあくまでも自分目線。これからインターネットで集客をしていくとしたら、文字情報の提供だけでは不十分なことは間違いありません。
では動画をどこで出すのか、どういう動画にするのか、という問題になりますが、こればかりはやってみないとわからないというのが正直なところです。媒体もyoutubeから、youtubeも普通の動画もあれば、ショート動画もあります。Instagramのリールもあれば、TikTokもあります。TikTokに慣れた層は「動画はパンパンリズムよくして欲しい。15秒は長い。30秒とか長くて見てられない。」という感覚を持っていることもあるようです。
20年前も同じようなことを言っていた気がしますが、すごい時代になりました。ただ20年前は「世界が変わる、常識が変わる!」と興奮した記憶があります。今はどうでしょう、正直「全部やるのかーー(ちょっと面倒くさい)」と思っている節もあったり。。。でも新しいことに面倒くさいと思ったら終わりですね。いろんな人の力を借りて、動画という時代の変化に興奮しながらチャレンジしたいと思います。
株式会社フロンティアゲート 吉武和英