経営計画書をつくる意味

最近「経営計画書」をつくっています。文字だけみるとなんかすごいもののようですが、そんなことはありません。B5からA5サイズ程度で10Pから15P程度にまとまればと思っています。

実はこれまでも経営計画書をつくる機会はたくさんあったのですが、いまいちその必要性がしっくりこなくて見送ってきました。というのも、あくまでもぼくの個人的な印象ですが、経営計画書があるだけで経営がうまくいくわけない、と思っていたからです。

ただ今回初めて「欲しい」と思った理由は、(1)社長が会社の未来を真剣に考えること(2)社長がスタッフに(1)を伝える努力を続けることが経営には必須だと改めて感じたこと、そしてそのための方法(ツール)として経営計画書というものがいいかもな、と考えたからです。

会社の未来はそのままスタッフの未来につながります。会社がこれからどういう仕事で世の中に貢献していくのか、どれくらい利益を出したいのか、そのために何をがんばったら評価されるのか(給料が上がるのか)、逆に何ができないと評価されないのか、を分かりやすく伝えるのが、今回の経営計画書の目的です。

少し脱線しますが、高校生の部活とかどうして顧問の先生の指示に「はい!」「ありがとうございました!」って声を揃えて言えるんでしょう。その姿だけで感動します。もちろんお金はもらえません。仕事はお金をもらえるのに、そういう挨拶をしている会社や職場は少ないと思います。まずは共通のゴール(みんなで一緒に実現したいこと)があること、仲間の存在、先生のことが(なんだかんだ言って)好き、とかいろいろありそうですが、やっぱり先生の考えを何度も何度もしつこくしつこく伝え続けることは大事で、それが少しずつ文化になって行く気がします。トップが手を抜かない、諦めない、しつこく伝える。

そのためのツールとしての「経営計画書」です。

株式会社フロンティアゲート 吉武和英

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