「お休みありがとうございました」という言葉

少し前の話になりますが、こどもたちが通っていた保育園で、保育士の先生たちがお休み明けに、他の保育士の先生たちに「おはようございます、お休みありがとうございました。」と挨拶されているシーンを目にしました。

それが公休だったのが有給だったのかはわかりませんが、結構な回数を目にしたのでシフト制の公休だったのではないかと思います。また有給だったとしても法律的には権利として認められた休みには違いありません。

そのときは「へー、「ありがとうございました」なんだ。。。権利なのにね。まあでも、言ってダメな言葉ではないし、言えるなら言った方がいいかもね。」というようなちょっと不思議な感覚でした。

ただ、今はその言葉の意味がとても理解できます。そもそもとして、自分一人だったら自分が休んだら会社全体が止まるので休みすら取れなくなります。もし仲間がいて休めたとしてもなにか問題が起きたり、問題が起きなくても心配事が多かったら休みになりません。自分が休みの日に、安心して仲間に仕事を任せられてしっかりリフレッシュできた、というのは、本当に仲間に感謝すべきことなのかもしれません。

その意味では、「お休みありがとうございました」という言葉が交わされている冒頭の保育園は、とてもいい文化だし、いい教育だな、と感じました。

企業の文化は、普段の言葉や習慣から生まれてくるんですね。

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