システム開発と子どもの勉強

ここ数ヶ月システム開発に取り組んでいます。ホームページ制作とは少し趣が違うので、また新しい体験です。ドキュメントと言われる解説書を読みこみ、グーグルで検索して、うまくいったりいかなかったりと試行錯誤しています。

そんななか経験豊富なエンジニアに質問したときに「ドキュメントを1文ずつしっかり読み込んでください。ドキュメントにちゃんと書いてあります。はやく簡単に答えを見つけたい、とか、とりあえずシステムが動けばいい、というのはやめてください。」と注意を受けました。

注意された身分で言うセリフではないのですが、「あー良いこと言うなー」って感じました。というのもぼくも子どもたちの勉強をみるときに、同じことを言っていたからです。

「問題文をしっかり丁寧に読む」「適当に書いて正解しても意味がない」「答えが合っているか合ってないかよりも、間違ってもいいから、どういう風に考えたからこういう答えになったか、を説明できるようにがんばってごらん」と何度も言っています。(もちろんこのステージに来るまでは、とにかくおおげさに褒める、褒めまくる!の繰り返しで、しかも相当な時間がかかりましたが)

そう考えると、子どもたちが勉強の苦しさとそのあとの「分かった!!!」を1個ずつ積み上げていく、その横で、僕もまた新しい技術の習得の苦しさとそのあとの「分かった!!!」を1個ずつ積み上げていく、そんな時間になっているんだな、と少しうれしく感じます。

最後に少し話がずれてしまうかもしれませんが、もしかすると、学習や勉強というのは、その知識や文化を次の世代につなげていくためのものかもしれませんね。

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