だれのために、なんのために

プログラミングの学校で卒業制作発表会があります。この発表会には投資家や人材エージェントが150人前後参加するそうです。

ちなみに同期には、起業希望と転職希望がいます。一般的には転職希望の場合は、とにかく技術力が評価されるようです。基本的な開発力はもちろん、最新の技術にもどれだけアンテナを張れているか、チャレンジできているかといった視点です。

一方で起業希望の場合は少し違うようです。その事業を「だれのために」「なんのため」にやりたいのかが問われている、ようです。もちろん「お金のため」でもOKなんですが、人間不思議なことにある程度お金を手にしてしまうとハングリーさがなくなるようで、「お金のため」だけだと、あくまでも投資家目線だと、「途中でモチベーションなくなってしまうかも・・」と投資へのリスクが大きくなる、とのことでした。

また事業そのものについては、世界で自分だけしかできない、ということはありえなく、いいものはすぐ大手に真似されるため、とくにIT業界では「何をやるか」では差別化しづらいようです。

ちなみに「何をやるか」ではなく、「だれのために」「なんのため」が問われる、というのは、逆にいうとどんな人もチャンスが提供されている気がします。もちろん技術力は必要です。高ければ高いほどいいのは間違いありません。だからこそぼくは今回学校に通いました。でもその競争だけでは勝てない。しっかりとお客様のお困りごとに向き合う覚悟がある人が勝てる、その市場原理はとても勇気が湧いてきます。

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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