器の違い

何度かお伝えしていることですが、ここ最近また新しい技術の習得を試みています。専門用語でいうと「プログラミング」です。とはいえ習得したからといって、今すぐに何かに役立つわけではありません。

ではどうして習得を試みているかというと、もちろん将来的にお客さまにより大きな貢献をしたい、というのが一番ですが、もう一つの理由としては、万が一会社を継続できなくなったとしても、家族を守らないといけないからです。

「プログラミング」はこれから確実に需要が伸び続けるといわれています。そもそも現時点でも需要に供給が追いついていません。たとえば人材派遣会社によると、ある程度のスキル・経験をもつプログラマーを1人雇用するのに月額70万-100万円程度の報酬が相場になっているようです。派遣会社の手数料をのぞくと、本人に入るのは、50万-80万円程度でしょうか。もしそれくらいの報酬を手にすることができれば、少なくとも家族を路頭に迷わせることはないと思います。

ただそれを考えているときにあることに気づきました。「ぼくは「家族を守る」ことしか考えてないな」ということです。弊社のほとんどのお客さまは、スタッフさんを雇用されています。スタッフの方はその給料で家族を支えておられるかもしれません。そう考えると、社長の家族だけではなく、スタッフ、そしてスタッフの家族そして子供たちも守らないといけないんですね。

70万-100万(もしくは50万でも30万でも)の収益を確保できる見込みを立てようとする僕の器と、10人、50人、100人のスタッフとその家族の生活を守れるだけの収益を常に確保しないといけない方々と、器の大きさが違いすぎました。

もちろん社員数や売り上げ金額が評価の絶対基準ではないかもしれません。ただどれくらいたくさんの人のことを真剣に毎日考えているか、ということが器の大きさになり、目の前の人への優しさにつながるのであれば、ぼくはもっともっと成長したいと思います。

株式会社フロンティアゲート
吉武和英

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